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2023年7月9日「船橋教会 盂蘭盆会式典」


日々ありがとうございます。 7月9日は、船橋教会 盂蘭盆会式典をさせていただきました。

先祖代々の戒名2577家、一般戒名6412体のお戒名を目連尊者が母である青提女を多くの善友(とも)からの回向供養によって餓鬼道から救う説話に則り(のっとり)、戒名読み上げのお役者をはじめ船橋教会への参集者と配信を通じてご供養に参加下さった皆さまのお力を結集させていただき、真心からのご供養を上げさせていただきました。

会員を代表して、習志野第一支部 尾花 由記子さんと習志野第二支部 佐藤 晃子さん2名のお説法をいただきました。

尾花さんは、新仏さまとなられた姉 吉野小百合さんを慕い、尊敬し、目標とされた温かいお説法でした。

佐藤さんは昨年8月12日に他界された母 佐藤美穂さんに代わってお世話になった船橋教会の皆さまへ感謝を述べられ、母の娘に産んでいただいたことを心より感謝をされたお説法でした。

お二人とも涙ながらのお説法に、心を打たれ、吉野小百合さん、佐藤美穂さんの在りし日のお姿、お世話になったことを思い出し、心残る素晴らしいお説法でした。

教会長のあいさつでは、生きてるだけで、金メダル(佼成会だより 2023年 夏号 No.350)より、父母という2人の親、そして、祖父母が4人、曽祖父母が8人と数え、十代遡ると親の数は1024人。二十代遡ると104万8576人。三十代遡ると、なんと10億7374万1824人。10億人ものご先祖様がおられて、そのお一人かけても今の私はいない。10億人がつないで下さった命の力、生命はとても大きな力を秘めている。ご先祖様の中にはご病気やお身体が不自由な方、もしかしたら、大変ないじめにあった方がいたかもしれません。

それでも何とか命をつないで下さったから今の私がいます。この命を発揮して、人さまのために、元気に精進させていただくことが、ご先祖様が喜んで下さることと学ばせていただきました。

合掌

教会長 佐々木 啓之