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寒中読誦修行のお知らせ

『法華三部経』全巻を読誦し、今年一年の精進目標を誓願する立正佼成会の「寒中読誦(どくじゅ)修行」(寒修行)が船橋教会では次の日程で行われます。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、皆さま方には、どうぞご自宅での読誦修行をお願い致します。

平塚教会長さんより「寒中読誦修行にあたって」の心構え

船橋教会の皆さまへ

日々ありがとうございます

寒さも本格的になり厳しくなってまいりました。またオミクロン株の感染が急拡大となり、感染者も増えてきましたが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?

コロナ禍の中、経済、社会、そして私たちの布教とあらゆる分野で「新しい生活」を余儀なくされ、先行きの見えない状況下において、お一人おひとりが即是道場の精神をもって、互いに思いやり自分にできることで安心や喜びを与え合い、布施行に徹しられていることに深く感謝申し上げます。

元旦に会長先生より「私たちの体は日々新陳代謝しています。変化し生まれ変わっています。同じように心も日々新たにしていきましょう」とお言葉を頂戴いたしました。

20日(大寒)から寒中読誦修行(法華三部経全巻を通読致します)が始まります。

この時期は一年のうちで最も寒さが厳しい季節です。その悪条件の中に身を置き、読経三昧に入ることで、小さな我を捨て、仏さまの懐に飛び込んでいける自分に生まれ変わることができるようになります。お経文の一文字一文字に仏さまの願いが表されています。その願いと自分の願いが一つになった時“仏さまの世界”が見えてくると教えて頂いております。  

私たちがその尊い経典とこのご縁を頂いたかげには、ご法を直接伝えてくださった導きの親御さんを始め、サンガの皆さま、そしてご家族の方々の恩恵を頂いていることを身に感じ、感謝の念を深めさせて頂きたいと思います。

寒中読誦修行を通して、自分の中にある“ほとけ心”を発揮させて頂き、各ご家庭がご宝前を中心に敬い、拝み合える和の精神で共に願いをもって臨ませて頂きましょう。

合掌

教会長 平塚桂子