立正佼成会 立正佼成会 船 橋 教 会 船 橋 教 会

2022年1月7日「御親教」

(※内容は教会長さんの許可を頂き、要約をしております)

どうぞ皆さまお願いいたします。

本日は配信を通してご参加頂いている皆さま方、新年あけましておめでとうございます。

昨年一年間ありがとうございました。

本年こうして皆さま方のお姿こそ見えませんけれども、また新たな年を迎えられましたことに心より感謝申し上げます。

昨年は教会発足70周年記念式典そして教会修繕工事と大きな二つの大事な出来事がございました。コロナ禍の中でも、教会修繕につきまして教会の支部長さん方、壮年さん方のお力添えを頂きまして無事に7月には滞りなく工事を終わり、きれいになった道場でご挨拶をさせて頂いております。本当に皆さまのご尽力に感謝申し上げます。

そしてまた10月には周年式典がございました。集まれない状況の中で配信を通して一人でも多くの方に周年をご覧いただき、お祝いをさせて頂き、そして報恩感謝の心で歩ませて頂こうという気持ちで、実行委員の皆さん方が力を尽くして下さり、おかげさまで沢山の方のアクセスを頂き、現在もこのようにご覧頂けるお手配につながっております。

数々の出来事がございましたけれども、一年間皆さんと共に歩ませて頂けたことに心から感謝申し上げます。

今日は会長先生から親しくご法話を賜ります「御親教」を頂きました。

昨日から降った大雪によりまして、本来でしたら今日から新たな戒名当番組の開始ということでしたが、安全を第一に考え、道場当番共々お休みとさせて致しまして、部長さん方と五名で式典を配信させて頂いております。

今年一年の輝かしい幕開けの中で、ご本部の式典を皆さんと共に拝聴させて頂けることに感謝をさせて頂いております。

いつもお元気でパワーを頂いています國富理事長さんから、本日は会長先生の法燈継承からのご指導を細かくお教え頂きまして、そして家庭を整えること、大事なことを見極めていくことの大切さと、多くの人に幸せになって頂くためには、楽しく・楽しく・楽しくご法をお伝えしていくことの大切さを教えて頂きました。

そしてサプライズとして光祥さまのご挨拶を頂きました。コロナ禍の中で心を閉ざしている方、思い通りにならない中で自分自身を卑下している方が沢山いらっしゃいます。

そういう中で、至らない自分を否定するのではなくて、いまの自分自身をまず受け入れていくことが大事ですよと教えて頂きました。

自分の心に正直に生きていくことがこの教えで大事にしていることだと思わせて頂きました。

私が心に響いたのは、教えは縛るものではなく、自在にしてくれるもの、開祖さまがお説きくださる「心がおおらかになっていくこと」ということをいま一度思い起こさせて頂きました。

法華経に生きる人とのご縁を結ぶことで、自分が道に迷ったときにこちらですよと示して頂けたサンガ、そして先輩さん方のお陰さまでいまここに居させて頂いていることを、改めて振り返えらせて頂きました。ありがたいお言葉を頂きましたことに感謝申し上げます。

そして文京教会の池ヶ谷支部長さんの「決意の言葉」を聞かせて頂きました。支部長さんからご法が楽しくて、ありがたくてしかたがないという思いがとても伝わってきました

教えによって救われていくお姿、そしてご家族までもがお母さんの後ろ姿に導かれ、教えによって幸せになっていくお話を頂きました。そして何よりも信者さんに寄り添うことができる事が私の理想です、という言葉が私にとってとても響きました。

光祥さまがおっしゃっていた法華経を生きるということそのものをご自分の身をもって実践されているお姿を学ばせて頂きました

そして会長先生より親しくお言葉を頂戴いたしました。

10年間「燈明」を頂いておりましたが、今年は「和言」そして「素心」のお言葉を頂きました。今日教会の駐車場は真っ白です。きっと仏さまは真っ白な心になって一年間素直な心になって過ごさせて頂きなさいとおっしゃっているのかなぁと思わせて頂きました。色に染まらず、地位や名誉にこだわらない真っ白な心、赤ちゃんのように屈託ない笑顔に、元気を頂いたりしますが、純真無垢な心に戻らせて頂く事が大切だと思わせて頂きます。

また「和言」のなごやかに物を言うということを教えて頂きました。年末年始はご家族との長い時間を過ごせたのではないかと思いますが、つい傷つけた言葉を発してしまったりの場面もありましたが、瞬間瞬間に自覚できるのですよね。

会長先生は、家庭の中を整えるということをいつもお示し頂いています。一番本場所である家庭の中で、和言を心とした言葉を沢山使わせて頂くことが大切なこととしみじみ思わせて頂きました。

そしてまた、法華経を大きくとらえたら仏教となり、つまり仏になることを目指していくことが必要ですと教えて頂きました。

ここが道場ということは、特別な場所で実践するのではなく、いま置かれている場所で、日々の生活の中で、いま目の前の人にまごころで接していくこということです。

事務的、義務的ではなく、どれだけ目の前の人に喜んで頂けるかを実践していくことが仏さまの心が発揮できたことにつながるのです。

周年から報恩感謝という言葉をお話してきましたが、それは言い換えれば、いつでも目の前の人に喜んで頂いたり、教えの功徳を感じて頂けるような触れ合いをするということではないでしょうか。

素心という純粋な心に立ち返らせて頂き、常に心田を耕すことを大切にさせて頂きたいと思います。

先ほど新辞令の交付をさせて頂きました。

第3支部の新支部長さんとして、瀧口支部長さんが誕生されました。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

辞令を授与するということについて、教会長の任用式の時に頂いた開祖さまのお言葉が25番の「慈眼視衆生 福寿海無量」のお言葉で、いつでも慈しみの温かいまなざしで見ていくと海のような人材が見えてくるのですと教えて頂きました。

私も笑顔でやすらぎと希望を持っていただけるような教会作りを教会役員の皆さん、信者さん方と共に精進させて頂きたいと思います。

皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。

平塚拝