教会長メッセージ

2022年3月5日「教団創立84周年記念式典」 船橋教会功労者表彰

2022年3月5日「教団創立84周年記念式典」の本部配信のあと、船橋教会において教会役員功労者表彰並びに会員特別功労者表彰を行いました。

 会員特別功労者表彰者:鎌ヶ谷西支部  福田桂子さま

 教会役員功労者表彰 :第七支部    岡戸伸予さま

 教会役員功労者表彰 :八千代第一支部 鼈宮谷修代さま

教会長さんよりそれぞれ表彰状と記念品そして花束を贈呈いただきました。

そのあと、三名の功労者の方々から光祥さまより頂戴いたしました実筆のお手紙をご披露いただき、それぞれに感謝のお言葉を頂きました。

光祥さまのお手紙の中に「信仰によってご自身の人生が豊かになって味わい深いものになったのではないでしょうか、信仰に出会い、信仰に生きる素晴らしさを教えてくださった皆さまをサンガの一人として誇りに思います」というありがたいお言葉を頂きました。

つづいて、平塚教会長さんよりお話を頂きました。

皆さま、お願いいたします。

教団創立84周年おめでとうございます。

創立記念にふさわしく暖かい日となりました。本日大聖堂には200名ほどの参拝者がおられるとのことですが、船橋教会では配信を通して皆さま方にご参加頂いております。

先ほどは、船橋教会の功労者として表彰を頂きました福田さん、岡戸元支部長さん、鼈宮谷元支部長さんの3名の方々と所属の支部長さんをはじめ、教会役員の方々に教会にお越し頂きまして、お祝いをさせて頂きました。

まず、鎌ヶ谷西支部の福田さんですが、いつも謙虚で腰が低く、よくご夫婦で教会にお見えになり、仲睦まじいお姿の印象がございます。布教に対して、大変ご尽力をくださいまして、いままでに90体ほどのお導きをされていて、本日も1体のお導きを頂いてこられております。光祥さまのお言葉にありましたが「信仰に出会い、信仰に生きる悦び」のごとくに歩まれた方なのですね。「開祖さまが善哉善哉とおっしゃって頂いておられます」とありましたがその通りだと思わせて頂きます。

そして教会役員功労者の岡戸元支部長さんは、6年間支部長さんをお勤めいただきました。いつも謙虚にご自身を見つめられ、まじめな中に楽しく教えを説いてくださっていました。いまはお母さまの介護をされながら、幼年部のお役をして頂いております。岡戸さんより「教会という徳を積める場所を頂いていた」とのお言葉を頂いて、改めて開祖さま、会長先生にそういう場所をお作り頂いていたことに、気づかせて頂いたとともに、いまは置かれている場所でも徳を積ませて頂くことを大事にしたいと思いました。

また鼈宮谷元支部長さんは9年間支部長さんのお役をして頂きました。パワフルで周りの方を和ませて下さりながら、きめ細やかに気配りをされ、信者さんに慈悲心をもって接しておられた支部長さんでした。岡戸さんと同じく幼年部として引き続きお役をして頂き、婦人部の育成にご尽力をお願いしたいと思います。

今日は84回目の創立記念日を皆さんとお迎えさせて頂けることが、とてもありがたいと思わせて頂きます。いまロシアのウクライナ侵攻の報道を見るたびに、日々心が痛む思いをしています。世界がいろいろなことで動いていて、明日どうなるかわからない状況です。

開祖さまが創立の精神として「このみ教えによって人を救い、世を立て直す」とおっしゃって頂いています。私たち信仰者は何をさせて頂ければいいのか、生活におとしてみた時、まずはご法に出会えたことがありがたいことです。絶対非戦を大事にして「和」の精神をもって自分の周りに、心を伝えることができるからです。本年、会長先生より「素心」と「和言」をお示し頂きましたが、いまこそ大切にしたいことです。

本日の本部の式典でご挨拶された新宗連の理事長であります崇教真光の岡田先生より、会長先生との絶対の信頼関係をお話しくださいましたが、そのような尊いご縁を頂いている私たちでいることに誇りと喜びを感じました。

このみ教えに触れていない方がまだいっぱいおります。一人ひとりが人の親になれるように一人が一人を導くことで、悦びの人生を歩んで頂けるようなご縁になることを改めて決定させて頂きました。

自分のことは後にしてスピード感をもって行動する。あとで行くねではなく、まず行動をすることですと先輩さんたちに教えて頂きました。そういう菩薩行、慈悲の心にならせて頂くようにしたいと思います。

國富理事長さんもお話ししておられましたが、オミクロン株の感染力はすごいです。人ごとではなく信者さんの中でも感染された方もいらっしゃいます。

今の状況では教会にも行けないし、布教もできないのでお役に徹しきれないという苦悩の声を聴かせて頂きました。でもその中で、お家から電話やメールでお声がけをさせて頂いているそうです。それでいいのですとお伝えいたしました。

これからもコロナの勢いはなかなか止まらないでしょう。いまはとにかく目の前の人、家族も含め信者さん同士、声をかけあって頂いて、相手の立場にたって行動すれば自然と仏心でいられる、そういう時ではないかと思います。どんな現象が起こりうるかわからない今だからこそ、いつも思いやりであったかい関係を築いていくことが大切です。開祖さまがどんな時でも教えの通りに行じていけば、必ず仏さまがご守護してくださるとお示し頂いています。

今日は長生きの秘訣として怒らないことと教えて頂きました。開祖さまのようにいつもにこやかに、鏡を見ながら笑顔で、人を思いやることで自然と表情はやわらかくなるようです。

本日創立84周年をお迎えできたことに喜びと感謝をもって、布教伝道に歩ませて頂きたいと思います。

本日はまことにありがとうございました。

平塚拝