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2021年11月15日「開祖さま生誕会」

皆さまお願い致します。 

 本日は開祖さま生誕会誠におめでとうございます。本日もご本部からの配信に引き続き船橋教会からの配信を通して式典にご参加頂きありがとうございます。外は素晴らしい晴天で、開祖さまの生誕会をお慶びになって森羅万象すべての自然界でも祝福して下さっているかのように思えてなりません。

 先ほども映像を見せて頂きまして、会長先生に会長位が委譲されて30年という、法燈継承30年目に今年はあたります。もうすでに佼成のカラーページで継承式の模様がお写真で掲載されておりますので、皆さんもご覧になったかと思います。今日しみじみ見させて頂きながら感慨深く、この30年間私たちは会長先生直々にご指導頂き、今の幸せを味あわせて頂いていると思わせて頂きましたら、今この場に身を置かせて頂いていることが私にとって最高の宝物と思いました。 

 最初に理事長さんのご挨拶がございました。会長先生が30年間の中で私たちにお示し下さって特に皆さまもご記憶にあることは全会員へのご本尊勧請ですね。この時の電流が走ったかのような感激を、今でも忘れることができません。立正佼成会の歴史を振り返らせて頂くと、開祖さまの「いつか全会員にご本尊が勧請されることを私は確信しています」というお言葉がありました。

 会長先生が法燈継承されてから、全会員が立正佼成会のご本尊さまを各家庭にご勧請頂き、皆さんがご宝前を中心に仏さまと共に生活をさせて頂くという本当にありがたいお手配を頂戴致しました。昨日も、教会ご本尊を拝受下さった方がいらっしゃいましたが、そういう仏さまに護られている世界、いつも仏さまと共にあるということが私たちが生活をさせて頂く中でどれほど安心を頂戴しているのかと思わせて頂きます。

 また、開祖さまの教えをわかりやすく会長先生がお示し下さって、親孝行、先祖供養、そして菩薩行、そして法華経はいのちの尊さをお示し頂いていると学ばせて頂きました。生活に即した、わかりやすい教えを開祖さまがお示し下さって、親孝行・先祖供養・菩薩行をしたら皆幸せになるんだよと、今私たちはひとつひとつ実践させて頂いて、今日までこさせて頂いております。

 開祖さまがサンガというありがたいお仲間をおつくり下さいました。ひとりではくじけそうになって途中で挫折してしまったりしますけれども、ともに修行させて頂く、善き友がいて下さるお陰様で、コロナ禍の中おひとりで不安でいらした方も、支部長さんや主任さん、皆さんが声を掛けて下さることで元気を頂きました。また、掛けさせて頂く側も、皆さんのお声を聞かせて頂いて自分がまた元気にならせて頂きました。阿難尊者が、「善き友と共にあることはこの道の半ばにあたりましょうか?」と質問された時にお釈迦さまは、「いや、善き友と共にあることは聖なる道のすべてである」と言い切っておられました。

 コロナが感染拡大してから2年になりますが、その中で一番このことを思わせて頂きました。今日、教会に来る道中運転しながら開祖さまにそのことをまずは御礼言上させて頂きながらこちらに向わせて頂きました。私だけでなく、皆さんがそう感じていらっしゃるのではないかと思わせて頂きました。ありがとうございます。 

 また、小金井教会の木下婦人部長さんのお説法、素晴らしい婦人部長さんの実践行を私も学ばせて頂きました。仏さまから見ると今がちょうどいいということなのでしょうけれども、人間の眼で見ると、早いとか遅いとか、自分中心な考えが出てきます。けれども、教会長さんからその都度ご指導頂くことによって、今が仏さまから頂いた、タイムリー、今なんだということがわかり、仏さまのものの見方、受け止め方がわかります。ご指導を仰ぐこの部長さんの素直な信仰姿勢が家庭の中にもひとつひとつ生かされて、今幸せなご家庭を築かれていらっしゃるなと思いました。活動も、コロナの中で皆さんの不安が少しでも軽減されるようにと工夫を凝らして、お手紙とかメールとか、それぞれ活動されている内容をお話頂きました。

 私もいつも髙橋婦人部長さんから、詳細にわたって婦人部さんの活動を聞かせて頂いておりましたので、重なりながら聞かせて頂きました。対面しないと、法座や語らいはできないのではないかと当初は不安があったと部長さんもおっしゃっていました。ですが、ひとり、ふたりとお声を掛けることによって今では、昨日もご報告を頂きましたが、2グループできるほどの婦人部さん方が楽しみに待っていると。こちらが少しでも皆さんにホッとして頂きたい、安心して生活をして頂きたいという温かい心を、婦人部長さん、副部長さんそしてまた担当支部長さんもいらっしゃいます、皆さんがこういう素晴らしい企画をして下さっているお陰様で、ひとりとして取り残さないように寂しい思いをしないようにと、そういう気持ちから実践して頂いております。木下婦人部長さんも素晴らしいですが、うちの髙橋婦人部長さんも素晴らしいなと思わせて頂きました。 

 また、子ども食堂のお話も頂きました。今、習志野第二支部さんで主任さんや青年のOGさん方が地域のボランティアの方々と手を携えて、食堂を提供して下さっている五十嵐さんと、普段は中華料理屋さんですけれども、月に一回地域の子どもたちに喜んで頂きたいという思いから、今は食堂はできておりませんが、お弁当を作って下さっています。そこに皆さんが提供して下さっているフードバンクさんがお菓子等届けて下さって、子どもさんたちが喜ぶようにそれはそれは工夫を凝らしていて、皆さんがお店に並んでいらっしゃるんですね。そういう温かい思いやりの心で地域の方と素晴らしい活動をして頂いている、それもぜひこの時に紹介させて頂きたいと思いました。 

 開祖さまが即是道場をずっとお説き下さって、そしてまた会長先生からお示し頂いて、私たちは身を置かせて頂く所で精一杯させて頂くのですよと、最後にご法話の中でお示し頂きました。会長先生のご法話を拝聴致しまして、親戚参りの話を伺いました。皆さんもまだ記憶に新しいですね。船橋教会発足70周年の記念式典の中で70年の歩みの映像にもありました。会長先生が平成13年9月16日に親戚参りのお手配を頂きまして、その翌年ですね、“くりかえし”の詩も、直筆で書いて頂いたものが石碑に刻まれて、今もお庭にございます。

 私がいつも佼成のご法話を拝読させて頂きまして思いますことは、仏さまの教えはこのように説かれております、でもなかなかそうは行かないところもあるんですよねと、必ず私たちの足元までおりて下さって、気持ちに寄り添って下さる。その会長先生の温かさにいつも包まれてご指導を仰がせて頂き、少しでも会長先生のお心に近づかせて頂きたい、そういう思いで修行させて頂いております。

 会長先生の法燈継承からの30年間の歩みは、私たちからは想像もできないご心労もおありだったのではないかと思いますけれども、理事長さんがおっしゃって下さったように、いつも人間は変わりたいと思っていると、創造的な発想を常にお示し下さっています。今日もユーチューブで配信しておりますが、新しい布教体制がすでに始まっていると思っております。今までのように大勢の方が集まる形は難しいと思われます。ご家庭にいても、こうして開祖さま会長先生の教えをしっかり拝ませて頂いて、心をつくらせて頂ける、そういう新しい布教体制がこれからなされていくのではないかと思っています。 

 今日は七五三のお話を頂きまして、私は耳が痛く感じました。10歳までに心と身体の躾をさせて頂いていたかなと思いますと、履物を脱いだら脱ぎっぱなし、椅子も立てば出しっぱなし、そういうことを親としても心掛けていなかったなと、今日はとても反省をさせて頂きました。今は大人になって少しずつでも親子で実践させて頂いています。先日、今度は孫にかけるしかないと思いまして、孫とのちょっとした触れ合いの中ですけれども、様々な言葉かけも心に刻まれているのでしょうか、あの時ばばはこうやって教えてくれたよと言ってくれるのですが、少しずつ身近なところで、親らしくおばあちゃんらしく、成長していかなくてはいけないなと思わせて頂きました。時には、今の言葉は教会長さんの言葉とは思えないよと、ハッとするようなことを言われます。会長先生は、目を穴のあくほど見ていると、ちょうど今、そういう年齢ですので、特に孫の前では嘘偽りの行いはタブーだなと、今日は特に肝に銘じさせて頂きました。ひとつひとつ会長先生から頂いたお言葉をしっかり心に刻ませて頂きます。 

 まだまだコロナ禍で、感染者数が減少したとはいえ安心ではありません。即是道場、今身を置かせて頂いているところで家族に喜んで頂き、また信者さん方にも安心して頂けるように、きめ細やかに、私たち自身が温かさを発揮していくことが大事なことと教えて頂いたと思いました。今日は開祖さまの生誕会、お誕生日の日ですけれども、皆さんもご自分が生まれられたその日をもう一度振り返らせて頂いて、いのちを繋いで下さったご先祖さま、両親に感謝をさせて頂きましょう。私も、貧病争と大変な中で母は産み育てて下さいました。その恩を忘れずに、今日は母の月命日でもありますので、もう一度頂いたいのちを精一杯使わせて頂いている自分なのか、反省しつつ、前進させて頂きたいと思っています。皆さんどうぞ頂いたいのちは精一杯人さまの為に使わせて頂き、尊い身体を頂いています、自分自身ができることをお互い様精一杯させて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 

 今日は皆さんにひとつご報告がございます。11月は教団で言いますと締めくくりの月です。12月からは新年度に入らせて頂きます。毎年この時期になりますと人事の発表もございまして、この度は千葉支教区全員教会長さん方は異動がない、ということでございました。私もまた来年一年、船橋教会の皆さまにお世話になります。どうぞよろしくお願い致します。

 そして教会では、人事の変更がございます。第三支部佐伯支部長さん、支部長のお役を9年間おつとめ頂きました。かねてから、私は主人が定年になりましたらふるさとの愛媛に帰らせて頂きますとおっしゃって頂いておりました。この度ご主人さまの定年の年になりまして、6月に支部長さんは故郷の愛媛に帰られました。今コロナ禍で配信を通じて会議もお話もできますので、今年いっぱいは支部長さんのお役をおつとめ頂きたいと、ご主人さまにもご了解を頂きまして支部長さんにもご承諾頂き、今日もお役をつとめて頂いております。ですが来月をもってご退任ということになります。支部長さんはどんな時にも信者さんの声に耳を傾けられて、寄り添って下さった温かい支部長さんでございました。これからはご両親が愛媛にいらっしゃいますので、親孝行の菩薩行をさせて頂きますと、来年からは西条教会に移られて、修行させて頂きますとのことです。改めて佐伯支部長さん長きに亘ってお役をつとめて頂き本当にありがとうございました。

 そして、第三支部の支部長さんに瀧口とし江さん、教務員さんのお役をして頂いております、ずっと佐伯支部長さんも願いを持っていらっしゃいました。ご本人もご快諾を下さいまして、福井支部長さん、お母さまが亡くなられ、そしてまたお父さまも今年亡くなられていらっしゃいます、そんな中で、自分の為すべきことをしっかり心に留めて頂きましてお受け頂きました。配信を通じてですが、第三支部の皆さまどうぞよろしくお願い致します。新たな教会役員さんが誕生致しました。皆さまと共に修行精進をさせて頂きたいと思います。どうぞ皆さまよろしくお願い致します。瀧口支部長さん、どうぞよろしくお願い致します。以上をもちましてご報告とさせて頂きます。ご清聴頂きまして誠にありがとうございました。 合掌