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2022年11月27日「平塚教会長退任式」

2022年11月27日、11月後半の気候にしては珍しいぽかぽか陽気の晴天の日に、野田佳彦衆議院議員(元総理大臣)さん、宮川伸元衆議院議員さんにご出席いただき、先輩幹部さん、教会役員さんにお集まりいただき、平塚桂子船橋教会長の退任式が行われました。

まずは信者さんを代表して4名の方々から「感謝のことば」の発表を頂きました。

第八支部主任 鈴木教予(のりよ)さん

今年の春ごろから右目に違和感があり、受診したら「目の中に癒着があり難しい手術になりそう」と医師に告げられました。どうしたら良いのかわからなくなっていた時でした。平塚教会長さんから笑顔で「おはようノリちゃん」と頭を撫でてくださったことで、体の緊張が溶けていくような感じがして目の前のことを一つ一つ精一杯努力していこうと心が定まりました。教会長さんに一番いい日を見て頂き、新しい眼科で見てもらうと医師から「不思議ですね。癒着している部分がきれいに剥がれているので手術の必要はないですよ」と言われました。家庭教育研修において、光祥さまより「鈴木さんが今までかけていただいた言葉で嬉しかった言葉は何だったでしょうか?」お尋ねいただいた時、教会長さんより頂いた「おはようノリちゃん」を思い出しました。相手を思う言葉の力を信じて、家庭教育の中で多くの方にお伝えさせて頂きます。私にかけてくださった慈悲を忘れず、優しい人間になります。

習志野第一支部副主任 田中佑紀(ゆき)さん

平成30年春に説法のお役の時に頂いた平塚教会長さんからのご指導は、「別居中の主人の家に行き義父の仏壇にお参りする」というものでした。主人とは今世はもう諦めていたので、驚きと共に実行不可能な事と思っていました。ところが健康診断で私の悪性腫瘍と難病が判明し、ご指導いただいた事を棚上げすることもできずに数年ぶりに主人の母に連絡を入れ、仏前にお参りさせていただきました。それからは主人の母の通院には仕事の休みを取り付き添い、その帰りに近くのお蕎麦屋さんでおろしそばを一緒に食べるのを恒例にしています。私の病は教会長さんに病院の方位を見て頂き手術をして、いまは元気に介護施設でリハビリ助手として働かせて頂いています。平塚教会長さんとご縁を頂いてから、私の止まっていた時計が動きだした思いがしています。教会長さんは本人が諦めていることでも決して諦めず、その懐に飛び込んで来てくださいました。教会長さんから教えて頂いた「ふれあったご縁を大切にする」姿を学ばせて頂きながら、精一杯の精進をさせていただきます。

青年男子部長 佐藤雅也さん

教会長さんはいつでも青年の輪に入ってくださり、分け隔てなく青年一人ひとりを大事にしてくださいました。いつも慈愛に満ちた眼差しで青年たちが生き生きとしている姿をご覧になり、とても嬉しそうにしていたのが何よりも印象的でした。そして最後によく感動して涙しておられました。青年たちの気持ちに心から寄り添うその姿に、青年たちがまた頑張ろうと言う気持ちになっていました。また、教会長さんは良いことも悪いことも起きた現象をありのままに受け止めて、常にそれをチャンスにしようとされていました。そして、いつもその時にいた方に感謝され、仏さまを信じ何事も前向きに捉え、仏さまの計らいとして周りの方に感謝する姿勢を自然と学ばせて頂きました。青年部の手取り、法座に始まり、団参、一乗祭り、菅沼など青年が参加する行事には、いつも教会長さんがそばにいてくださいました。一つ一つが忘れられない思い出となっています。そして私の愚痴も聞いて母のように接して頂きました。いつも温かいご指導を頂きましたこと本当に感謝の思いでいっぱいです。

第六支部 支部壮年部長 後藤高良さん

平塚教会長さん6年間すごくいい思い出を頂きました。私なりの思い出ベスト3プラス1をお話しさせて頂きます。第三位は平塚教会長さんと七面山に登れたことです。船橋教会では女性教会長として初めて自力で七面山に登られ、足元軽やかな姿を見てたくさんの方々が励まされていました。第二位は支部別壮年法座を開催して頂いたことです。3年前に毎月支部を回り壮年の方々とのふれあいを持ちたいと提案され始められ、その最初が第六支部でした。参加した壮年も教会長さんがお見えになるというと大勢の方が心の内を明かし、そのふれあいを大事にしてくださり改めて法座の大切さを学ぶことができました。第一位はファミリー青梅です。船橋教会で一泊二日バス4台156名の方が参加しました。たくさんの方から「楽しかったよ、いい思い出になったよ」という言葉をかけて頂きました。最後のプラス1は、第六支部の教会長さんを囲むふれあい法座の中で、教会長さんとご主人とのお話を聞かせて頂き、うちの女房が「私は愛しているわと毎日言います」と宣言をしてしまいました。おかげで毎日ご供養終了後に「高良さん、愛しているわ」と続けています。最初は小恥ずかしかったのですが、だんだん慣れてくると心地よくなり、自然に私の方も「マスヨさん、愛しているよ」と言えるになりました。平塚教会長さんご夫婦を目標に、私たち夫婦もこれからも仲のいい夫婦であるように頑張ります。小湊教会に行かれましてもいつも笑顔で、ちょっと涙もろい元気いっぱいのマドンナ教会長でいてください。

平塚教会長さんご挨拶

6年間を振り返らせて頂き、私は本当に恵まれた環境の中でお役を頂けたなぁと思わせて頂きます。目の前にいらっしゃる先輩さん方のお一人おひとりに支えて頂きました。時には心が折れそうなこともありました、そんな時に励ましのメールを頂いたりしました。仏さまを信じ、三宝に帰依し、徹底した布施行をされている信者さんがいる船橋教会に身を置かせて頂いたことを大切にさせて頂きます。10月に入ってから支教区長さんからお話がありまして私の生まれ故郷でもある小湊にとのお話があり、主人に話したところ、もう70歳なので良いんじゃないのと言われると思ったら、出来るところまでやらせて頂いたらと言われ、さらにお父さんのプレゼントだねと、小湊に行くことを喜んで頂きました。ご法の種を植え付けて頂いた母と同じ場所で、お役をさせて頂くことに感謝をさせて頂きます。船橋をはなれることは本当に寂しく泣かない日はないです。先日会長先生と直々に懇談を頂き、感謝の想いをお伝えさせて頂きました。会長先生より「それだけでいいんですよ」とお言葉を頂きました。6年間本当に皆さんに育てて頂いて、どんなことも本当に感謝して、衣座室(えざしつ)三軌(さんき)を心の中に置かせて頂いておりました。どんな出会いにも分け隔てなく触れ合わせて頂くことを心がけて行きたいと思います。共に仏さまの中にいる私たち、場所こそ違いますがそれぞれの場所で皆さんが精進されていることを私の大きな励みとしたいと思います。皆さま6年間本当にありがとうございました。

平塚教会長さんのご挨拶のあと教会より花束の贈呈、壮年部からは花束と寄せ書きを贈らせて頂き、さらに野田佳彦衆議院議員さんより花束が贈呈されました。その後、先輩さん方と法座を行い平塚教会長さんとの思い出話に花が咲いておりました。