教会長メッセージ

2021年5月1日「朔日まいり」

皆さまへ
日々有難うございます。

本日、朔日参り(布薩の日)式典において、光祥さまご導師の下、各々の場でご供養させて頂き有難うございました。
お説法を頂いた小野教会長さんとは3年間千葉支教区で、ハートフル担当、青年担当(学生部)でご一緒させて頂き、大変お世話になり、穏やかで優しいお人柄の教会長さんから、いつも学ばせて頂いておりましたので、感慨深く拝聴させて頂きました。
素晴らしいお説法を頂き、ご苦労を全て精進のバネとしてご修行され、ご法の奥深い仏さまの世界を説き示して頂いたことに、身の震えるような感動を頂きました。
お説法の中で「本当に大切なのは命だけ。しかもすでにご法を頂いてこれ以上の幸せはないのです」とのお言葉を深く心に刻ませて頂きました。 また、執着をなくしていく中に仏さまのはたらき、お慈悲を感じていかれることを学ばせて頂き、自分の中にある素直にご法に随順していこうとする心(真因)があることを自覚させて頂くことが、救われにつながることを解らせて頂きました。

会長先生よりご法話を頂戴し、コロナ禍で自粛する中で、心を見失わないよう心構えを頂き、「尽心」心を尽くし、「存心」心を豊かにしていくことをお示し頂きました。
また、「上求菩提、下化衆生と私達の修行は日常の只中にある」とお言葉を賜りました。
私自身もコロナ禍で家族と過ごす時間が多くなる中で、時には優しくなれず、冷たい言葉を投げかけている自分を内省させて頂きました。家族また目の前の人に安らぎを感じて頂けるよう真心を尽くし、どのような事でも自分を高めてくださる尊いご縁と受けとめさせて頂き、努力、精進をして参ります。
佼成ニュース「東日本大震災から10年を迎えて」を視聴させて頂き、一人ひとりに寄り添うことの大切さ、人と人との温もりの中で人は立ち上がれることを被災地のサンガの皆さまから学ばせて頂きました。一日でも早く、被災地の完全復興を願っております。
皆さまと共に思いやりの心を持って、菩薩行に励んで参りたいと思います。

今月16日は、第52回「青年の日」です。
船橋教会ではコロナ禍を鑑み、各家庭でzoomによるオンラインで開催されます。
「持続可能な開発目標(SDGs)」を踏まえ「一食を捧げる運動」を実践し、世界平和への祈りを捧げ、「今、私のできること」を語り合える場として部別法座が実施されます。
青年五部の皆さんと共にご家族でご宝前を中心にご供養させて頂き、共に祈り、一食を実践して分かち合いの心を育ませて頂けることで、家庭から世界の平和に繋がっていかれることと思わせて頂きます。 是非、悦びをつなげる苗代となって、多くの青年菩薩が自覚に立たれ、青年の輪を拡げられる機縁とさせて頂きたいと思います。
皆さま、今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平塚拝