教会長メッセージ

2022年8月10日「脇祖さまご命日」-佼成8月号の学び-

連日猛暑が続いております。気象庁の情報ですと14日連日の猛暑日だそうです。また東北ではすごい降水で一日の雨量が一ヵ月分に及んでいて、作物が大変な被害を受けています。コロナの感染者も急拡大していて、信者さんの中にも感染者もいらっしゃいます。一日でも早くご回復されることを祈念させて頂きます。

今月は1日に「教会発足72周年記念」の式典をさせて頂きました。三名の方に功徳の発表をして頂き、皆さんお一人おひとりがコロナ禍の中で精進をされ、サンガの皆さんへの感謝の思いを発表して頂きました。

それでは今月の「佼成」を学ばせて頂きます。

10ページの会長先生の素敵な笑顔の写真とともに「本当の自分に生きる―②」です。

先月の精進では、がむしゃらにする事ではなく、周りの方に安らぎを与えてあげられることを信仰者としての当たり前のことですとお示し頂きました。

第一章「人はみな球体上の点」です。一人ひとりの個の存在を球体にあてはめてお示しくださいました。何億もの点はすべて中心としてみていく、地球としてみていくと一人ひとりそれぞれが太陽や水や自分以外のものに生かされているということが一人ひとりの存在なんです。教えを頂く前は生かされているという気持ちをもつことはなかったです。自分の努力で生きてきたと思っていることを思い起こしました。まず見方を教えて頂き、この世にただ一人しかいない唯一無二の絶対の存在であるということ、唯我一人尊し、みんな絶対の一人ひとりです。そして同じ地球に共に生きる兄弟姉妹なのです。持ちつ持たれつのごとく誰ひとり、一人で生きている人はいないと教えて頂いております。

頭ではわかっていても、目の前の現象に振り回されてしまう自分がありますが、会長先生は六波羅密の精進として、生かされていることにまず感謝をしていくこと、おかげさまの心を忘れないための実践行を通して、自分を尊び愛するように人の悲しみをともに悲しみ、苦しむ人にいつでも手を差しのべることができるようになる。いつも怠りなく実践するということが、人の愛しみをいとおしく思えることにつながる人さまの中での精進、それが私たちの本当の生き方なんです。 

今年の会長先生のご法話で「生き生きとした人生を」をお示し頂きました。その中で心田を耕すということは本当の自分を知るということを教えて頂き、本当の自分とはお釈迦さまと同じ心を持っている私が本当の自分ですと教えて頂いています。1日のご本部のお説法をされた墨田教会の西内主任さんが本当の自分ということでお話しを頂き、誰でも仲よくしたい自分、人さまのために生きることが楽しい自分、沢山の人が笑顔になって頂く触れ合いができる自分と分かりやすく教えて頂きました。

みんなが尊い存在ですし、皆んな一人ひとりが仏性を持っていることを表わしています。その本当の自分を発揮していくことが六波羅蜜の精進です。会長先生の「本当に自分を生きる」というそのものと思わせて頂きます。 

第2章は「おかげさまを」さがそう です。信仰者とは当たり前のことを当たり前に行うことが精進とお示しくださいました。おかげさまの心は仏法に出会えたからです。生かされていることは教えに出会えないとなかなか気づけないし、法友に出会えて法友と切磋琢磨しながらのおかげさまで「小さなありがとう」を見つけて感謝の思いを行動に移せたらどうでしょうか。一人ではなかなか気づけないことがサンガのおかげさまで気づけ、奮い立たせて頂けるのです。特にサンガの体験説法はその宝庫です。救われたその体験は、仏さまの教えによって心が変化することができ、環境が変わっていく、環境が変わっていくと生き方が変わっていく、それが信仰の功徳ですと教えて頂きました。

お説法は生きた信仰の証と会長先生がお話し頂くように、私たち自身の心の転換に大きな力になっているのです。体験説法は本当の自分を生きるための大切な精進の一つとして、喜びを芽生えさせることに繋がり、自分の喜びが人さまの喜びにもつながる自愛溢れる利他行にもなるんですと教えて頂きました。

仏さまの教えの極致は自他一体感としてとらえ、自分の喜びだけではなく人さまと一緒に喜びを分かち合うことです。喜びだけではなく悲しみにも寄り添い、自分を理解してくださったことで楽になって頂ければ、それだけでも苦が解決したように勇気を頂く機縁となっているのです。説法をすることは最高の法施ですと教えてくださっています。

みんなが安心して眠りにつける世界の実現を祈り、願い、精進していきましょう。

今月は沢山おかげさまをわからせて頂き、「小さなありがとう」を日々の生活の中で見つけていきましょう。

夏休みなので先日、孫と鋸山に行ってきました。ちょっと登るのがきつくなってきてしまったんですが、孫が背中を押してくれたり、棒でひっぱってくれました。孫の成長を見させて頂きながら、一人ひとりにある仏性の存在を改めて発見できたことがありがたかったです。こうしたことが日々信者さんとの縁れあいの中で電話を頂いたり、メールを頂いたりすることで元気を頂いたりしているのです。

すでに私たちにある仏性に気づかせて頂き、目の前の人のその人にふさわしい喜びを与えられるために仏さまからのお智慧を頂き、実践できるチャンスを頂いているのです。

今月は平和の大切さを考える月です。6日には広島、9日は長崎に原爆が投下されました。

今日の開祖さまのご法話から被ばくを受けた国として世界の平和を願う国として、誇りである日本国憲法を基に77年間日本の平和があるということをお話し頂きました。

核兵器廃絶に向けて日本が先頭に立って進んで欲しいと思います。ところがウクライナへのロシアの軍事侵攻がまだ続いています。信仰者としてなすべきことを自覚し、周りの人に対して争う心を起こさずに、平和、調和をもって、人と人、人と自然との平和を保つことを心掛けていく、いまそのことが問われていると思います。

8月は旧盆、ご先祖さまをお迎えして、いま一度いのちの大切さを振り返り、日々の生活に感謝をして、世界の平和を祈らせて頂きたいと思います

皆さまくれぐれもお体に気をつけてください。いまは感染しないさせないということを自分自身で守っていきながら、コロナと共存していく生活になっていますので、恐れるばかりではない行動をしていくことが大切です。

日々、本当の自分を生きることをいま一度大事にして、生き生きとした人生を歩ませて頂くことを、心がけていきたいと思います。

本日はありがとうございました。

合掌

平塚拝